友心まごころブログ

2018年06月18日

医療・介護 福祉の垣根を越えて支え合いのまちづくりの実現 地域包括ケアシステム「福岡モデル」の構築に向けて

地域包括ケアを支える会
2018年 定時総会・公開例会

 

 

団塊の世代が75歳以上となる2025年を目処に、重度な介護状態となっても住み慣れた地域で「自分らしい」暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が全国の各市町村ごとに求められる時代にきております。

 

地域包括ケアシステム(厚労省HPより抜粋)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/

 

そんな中に「地域包括ケアを支える会」が中心となり、地域包括ケアシステムの『福岡モデル』を確立しようと、有志が一堂に会し、さまざまな専門分野の方々が同じ目的に向けて前向きな熱い意見を交換する有意義な会となりました。

 

誰からも看取られずに亡くなり、数日~数週間経過して、近隣の方が異臭によりその事実が発覚する「孤立死」という悲しい最期を迎える人生を望んで暮らしている人は1人もいないと思います。

 

今年に入り、弊社にお問い合わせがありました「孤立死」の現場からのご依頼だけでも40件を超えているのが現実です。

 

行政も民間も住人も、誰もが他人事ではなく、自分事として主体的に意識をして『支え合いのまちづくり』に地域全体で取り組んでいかなければならない時代にきてると強く感じております。

 

僕はどちらかと言えば仕事事務に携わるイメージの強い「遺品整理」業者ではございますが、医療、介護のみならずその周辺事業者が業種の垣根を越えて関わっていかなければならない課題であると思います。

 

 

支え合いのまちづくりにご賛同いただける多くの事業者様のご参画を心よりお待ちいたしております。

 

株式会社 友心
代表取締役 岩橋ひろし

 

 

友心・まごころサービス
http://yushin-magokoro.com/

 

 

2018年06月06日

孤立死

今年に入り、孤立・孤独死による特殊清掃のご依頼が去年を上回るスピードで増えて来ております。

 

ご依頼を受けお見積もりに伺うと、部屋の中はとても人が住んでいられる状況ではないほどのゴミで溢れていることが多いです。

 

ご遺族様にお話を聞くと皆さん口を揃えたかのように「私も部屋の中がこんな事になっているとは知らなかった」と、言われます。

 

これは、家族間の希薄さが影響しているんだと思います。

 

遠く離れて暮らす自分の親が、周囲から気づかれずに、ひっそりとゴミに埋もれて死んでいる…

 

そんなテレビのニュースでしか見たこと聞いたことないような事が、現実で起きています。

 

自分の親がゴミに囲まれて生活しているわけがない…
この前電話した時も「こっちは大丈夫だから来なくても良い、心配するな」と、言っていた。

 

困ったことに親は…と言うか人は自分が大切だと思う人にほど、心配をかけまいとする生き物だと思います。

 

ましてや自分の宝である子供には、よりいっそうその気持ちは強いはず。

 

その気持ちが…その想いが、たった一言「助けて」と、その言葉を心の奥底に沈めてしまい、孤立死と言う最悪の哀しい結末になっていたのだとしたら…

 

本日も、久留米市のお見積もりに伺ったお客様も、「テレビでは見たことあるけど、まさか自分の家族がこんな事になるなんて…」と、仰っていました。

 

皆様も他人事ではなく、明日は我が身という思いで今一度、家族・近隣の方との関わりを見直していただけたら幸いです。

 

株式会社 友心
松平 翔太(まつひら しょうた)

 

株式会社 友心
http://yushin-magokoro.com/

 

Y’s REUSE
http://ys-reuse.com/

 

http://yushin-magokoro.com/blog/1351

 

2018年05月26日

提携先の葬儀社様にて終活セミナー!

こんにちは。

 

昨日は提携先の葬儀社様よりご依頼がありましたので、代表の岩橋による「生前整理・遺品整理の現場から」と言うテーマで終活セミナーを開催していただきました。

 

幸いなことに第一回の講師としてご依頼いただき、またお客様やスタッフの方に大変満足してお帰りいただくことができました。

 

今回私が知らなかったエピソードを聞くことができ、会社理念でもあります「想いを大切に」を実践してきたからこそ、繋がったエピソードだと心から感じました。

 

今後もスタッフ一同理念を浸透させ、お客様の想いを感じれる整理を心掛けて行きます。

 

また、福岡市西区にて生前整理と施設内の整理のお見積りや大野城市にて特殊清掃、本日も福岡市東区にて孤立死現場のお見積りを行っております。

 

最近数多くの作業やお見積りのご依頼をいただいておりますが、その半数近くが孤立死の案件です。

 

今回の様な生前整理(終活)セミナーの講演等を通して自殺や孤立死のない社会を目指しておりますが、まだまだたくさんのご依頼がありますので皆様にも今一度ご家族様の事を見つめ直すいい機会だと思って考えてもらえると幸いです。

 

舘林洋光(たてばやしひろみつ)

 

株式会社 友心
http://yushin-magokoro.com/

 

Y’s REUSE
http://ys-reuse.com/


 

 

2018年05月29日

大野城市で特殊解体作業。

先週末から大野城市にて、死後一ヶ月ほど経過した部屋の特殊解体作業に入っております。

 

今回、ご依頼いただいたご遺族様が既に部屋の家財を全て処分しており、部屋は空っぽ状態でした。

 

弊社へのご依頼は、部屋に染み付いた臭いの完全消臭。
しかし死後一ヶ月経った臭いを完全に取り除くのはとても難しく、時間がかかります。

 

体液の染み込んだ場所を清掃するだけでは臭いは全く取れません。

 

部屋を見渡すと、クロスや窓ガラスに点々と黒い汚れが付いています。
これは、腐敗臭に寄ってきたハエが体液の付いた足で飛び回り、止まった際に出来る汚れです。

 

この一つ一つの汚れが強烈に臭うのです。
部屋で死んでいるハエを掃除機で吸い取り、臭いを吸ってしまっているクロスを剥ぎ、下地まで体液が染み込んでしまったフローリングを解体すると、どの隙間から入ったのか断熱材の下にもハエの蛹がウジャウジャ……。

 

掃除機で吸い取りこれ以上ハエが増えないようにした後でオゾン発生機を使用し、空間の除菌・消臭を施し、本日の作業を終了しました。

 

明日も解体作業を進めていきますが、騒音などで近隣の住民の方にご迷惑をおかけしないよう、注意しながら作業を行いたいと思います。

 

松平 翔太(まつひら しょうた)

 

株式会社 友心
http://yushin-magokoro.com/

 

Y’s REUSE
http://ys-reuse.com/

 

http://yushin-magokoro.com/blog/1351

 

 

2018年05月31日

友心の企業理念「想いを大切に…」の由来

【「想いを大切に」故人の想いと遺された側の想いを繋ぐ架け橋であれ】

 

今から4年前に弊社の企業理念が出来たきっかけとなる遺品整理があります。

 

先日5/25(金)に僕が終活講演を務めさせていただきました葬儀社様から初めてご紹介をいただいたご遺族様とのエピソードです。

 

それは、これまでに僕の講演をお聴きいただいた方、あるいは僕の自叙伝をお読みいただいた方々はこの話をご存知の方もおられるかとは思いますが、今でも尚、人々へ感動を与え、現代社会の希薄化した家族関係の在り方を今一度見直す機会へと導いている感動のエピソードなのです。

 

5/20(日)僕は次男坊の中学校最後となる運動会を見に行ってた時の事でした。

 

会社の共有スケジュールが1件追加になったのを携帯電話で確認した時にその当時のご依頼者様のお名前がありました。

 

僕は「あれ?」と思い、電話を受けた専務に連絡をして、内容を確認したところ、2014年当時はとても元気そうにしておられ、僕らと差ほど変わらない歳であろうと思っていたお客様があの後から体調を壊してしまい、今では身体が思うように動かなくなってしまったから、御返しいただいた父の遺品を引き取りに来ていただきたいとのご依頼だと言うのです。

 

僕は慌てて携帯に登録していたお客様の番号に電話を掛けました。

 

第一声「はい。もしもし○○です。」とあの頃と変わらない元気そうに聴こえる高めの声色に僕は専務の言ってる事が信じられませんでしたが、「ご無沙汰しております。友心の岩橋です。」と言うと同時に「体調が良くないってヒデに聞いたんですが、どういう事ですか?あんなに元気だったじゃないですか!」と言うと、お客様は自分の話よりも先に「私の事を覚えててくれてありがとう。あなたたちの事をずっとどうしてるかなって気になってたんだけど、連絡する用事もなかったから連絡出来なかったのよー」と僕との久しぶりの会話に喜んでくださってました。

 

電話口では、とても体調が悪いようには感じられませんでしたが専務の言うとおり現在は病気になり身体が思うように動かなくなってるとの事でしたので3日後にご自宅に伺うお約束をしました。

 

5/23(水)専務の本多と一緒にお客様宅へ伺いました。

 

エントランスで部屋番号を押すと「はーい。お待ちしておりましたー!」と普段通りの声でお出迎えいただき、玄関前で再度ピンポンを押すと、中からは違う方が扉を開けられ、中に入れていただきました。

 

案内された部屋に入るなり、ベッドに横になられていたお客様…以前と変わらぬ声から想像していたのとは全然違う痩せ細り、その変わり果てたお客様のお姿に僕は愕然としました。

 

一瞬掛ける言葉が見つからない僕らに気を遣わせまいと、逆に「元気そうで良かったー!」と気を遣っていただき、2014年当時から現在まで変わらずのあの頃のままの気持ちで頑張っている事や、さまざまなメディアに取り上げられるようになっている事など、たくさんお話を聴いていただきました。

 

あの時、お父様の遺品整理の作業中に納戸から出てきた数あるうちの一つの枕。

 

枕カバーを外し、中の枕本体のサイドファスナーの中の綿の間に隠されていた1枚のメモ用紙。

 

そこには、お父様がお亡くなりになられた2014年より遡ること18年前に先立たれていた奥様への想いが受け取れるお父様が奥様の死後に書かれたこの枕を「永久保存したい」という愛のメッセージがそのメモには書き遺されていました。

 

2014年当時はご依頼者である娘さんにとってのお父様に対する印象は、厳格な父が18年前に亡くなった母に対して目の前でお母様の事を大切にしている素振りや感謝の気持ちを言葉にして掛けていた記憶は殆どなかったという印象をお持ちのご様子でした。

 

さらには、父の捨てられない性格の為に大量に遺された遺品の整理に困り果て、最期まで父からは迷惑をかけられたというご依頼時のお客様の感情を僕らは目の当たりにしてました。

 

「全て処分してください」のご依頼から作業中にあの枕の中に遺されていたたった1枚のメモ紙。

 

当時、駆け出しの頃の僕らが手にしたその枕を単なる可燃物として見てたならば親子の関係性は今でもそのままであったと思いますが、当時の「もしかしたら」の気持ちが起こした奇跡なのか必然なのか…

 

2014年の遺品整理作業完了後の遺品の御返しの際に僕の前で流したお客様のあの涙は、故人と遺された遺族の想いを繋ぎ、最期のお別れ後に「親への感謝」という最幸のエンディングに変わったという証の涙であったのは事実です。

 

「お父様は、あの後2014年7月に僕が起こした大事故で生かしてくれたと僕はそう思ってますし、お亡くなりになった今でも尚、僕の講演で登場し、現在の世の中の多くの人々の繋がりの希薄さの改善に貢献されておられますよ」とお伝えすると、とても誇らしげに喜んでくださってました。

 

今でも僕ら友心スタッフ一同は、現場に向かう前の朝礼で、理念・目的のセットアップを行い、二つと同じ人生はないだけに、人のオリジナルの人生の最期のお別れ作業となる大切な遺品整理にご遺族に代わって向き合う事への責任の重さを胸に刻み、故人とご遺族の「想い」を繋ぐ架け橋となるべく、日々を新たな気持ちで迎えております。

 

P.S
お客様より「あの時せっかく持って来てくださった父の遺品をまた引き取りに来てもらって申し訳なかったですね。」と言われ、「わざわざ時間を作って引き取りに来てくださったから代金はちゃんと請求してくださいね!」と…その言葉に対してすかさず、専務が「今回の代金は既に4年前にいただいてますから。」この言葉にはお客様も感動してくださいましたが、僕もなかなか良いこと言うなと感激しました。

 

そのお客様はご家族がいらっしゃらないので、現在そのお客様のお世話のお手伝いをしていただいているご友人の方からお聞きしたのですが、「あなたたちが来る何日か前は正直危なかったのよ。」との事でしたが、そのように言われていたはずのお客様の口から、僕らがご自宅のお部屋を後にする別れ際に「おかげで今日からもう少し頑張って生きてみる理由が出来たよ。」と仰ってくださいました。

 

僕はすかさず「仕事の依頼なんて気にする必要なんかないから、何でも良いから気軽に電話して僕らを呼んでください」と言って再会を約束してご自宅を後にしました。

 

人と人とのご縁を大切に、全ての出逢いは必然であり、必ず意味があると、僕はこれからも利他に生きる事こそが僕が生かされた使命だと信じ続けて日々精進して参ります。

 

感謝

 

株式会社友心
代表取締役 岩橋ひろし

 

友心まごころサービス PV
https://youtu.be/_V_T8SIMTl8

 

 

「友心まごころサービス」は遺品整理を通して地域活動にも参加しています

福岡県及び九州地方全域で遺品整理や生前整理のご依頼を承る「友心まごころサービス」は、数多くのご依頼を通して感じた孤立死問題に対して真剣に向き合い、一人でも多くの方がそうした悲しい最期を迎えてしまうことがないように各地で講演会等を行っております。
また、遺品整理にて再利用が可能と思われる品 (主に未使用の消耗品等) があった場合はご遺族のご了承のもと、必要とされている機関に寄付をさせて頂くことで社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。