遺品整理
2025.8.14
福岡市
担当スタッフのコメント
続・ストランディング!
先週に引き続き、少しずつ進めておりますゲームの話です。
人と人が分断された世界では、誰かと会うことすら困難になり、孤独が深く静かに広がっていきます。
『デス・ストランディング』の主人公サムは、そんな世界で“ポーター”として、危険な道を越え、人と人を再び繋ぎ直していきました。
運ぶのはただの荷物ではなく、その人の「想い」と「生きた証」です。
現実の社会でも、孤立は静かに広がっています。
特に孤立死の現場では、もっと早く繋がれていれば…と感じる瞬間が少なくありません。
部屋に残された品々は、故人の人生や大切な人との記憶を物語っています。
でも、それらは生きているうちにもっと分かち合われるべきものでした。
遺品整理の仕事は、そうした想いを未来へと渡す
「結び目」です。
残すべきものは残し、送り出すものには感謝を込める。
作業の中でご遺族と話し、思い出を振り返る時間は、失われた繋がりを少しずつ紡ぎ直す時間でもあります。
以上、ゲーム担当大臣「松平」でした。