誠実だからこそ、故人の想いを親族につなぐことが出来る

岡本綜合法律事務所の代表弁護士の岡本成史と申します。
弊事務所は，地元事業者の経営サポートとともに，個人の分野では相続の生前対策を中心に業務を行っています。弁護士というと，「トラブルを解決する仕事」というイメージが強いかと思いますが，弊事務所では相続トラブルの解決だけではなく，20 年以上にわたって多くのトラブルを解決してきたノウハウをもとに，相続トラブルが発生しないように対策する，「親から子へと思いをつなぎ，残された家族が末永く仲良く暮らしていけるための相続生前対策」と被相続人が亡くなったあとの財産の承継手続（戸籍収集，不動産の名義変更，預貯金等金融資産の解約・分配など）に注力して活動しています。ただ，なかなか生前にしっかりと対策をされる方というのは，まだまだ多くはないのが現状です。そのため，定期的に生前対策の必要性を知ってもらうための相続無料セミナーや無料の会員サービスである「いやさか相続・遺言サポートネット」といったサービス提供を通じて，親族間で争うような相続トラブルをなくしたいという思いを胸に活動しています。

さて，友心の岩橋社長とは，最初は，業務を通じてではなく，事業者の団体において知り合いました。岩橋社長は，明るく快活で，何事にも前向きで積極的に活動される素晴らしいお人柄であり，信頼できる人物と評価しておりましたが，仕事に対する思いや仕事に取り組む姿勢を伺うことで私の中で信頼感はますます深まりました。

前記のとおり相続に関する業務を行う中で，故人の家財道具などを整理する遺品整理が必要になる場面があります。しかしながら，当時，遺品整理業者の中には，家財道具の中から現金，貴金属その他の価値あるものが出てきても，それを依頼者に報告せずに着服する悪質な業者も存在し，また家財道具を単なるゴミとして処分する業者が多いというのが現状でした。そんな中で友心様は家財道具から現金その他の財産が発見された場合には，正直に御依頼者に報告して引き渡される誠実な対応をされるのはもちろん，故人の思いが詰まった家財道具一つ一つを丁寧に扱われ，その姿勢に感銘を受けました。このような丁寧なお仕事をされるからこそ，親族では見つけることができなかった故人の手紙を発見されるなどということもでき，残された子が知ることができなかったかもしれない，親の子に対する思いをつなぐお手伝いまでされているのだと思います。

また，友心様では遺品整理だけではなく，高齢者がご存命のときの生前整理にも取り組んでおられますが，ここでも高齢者ご本人と思い出の品を一つ一つ確認し，時には長時間にわたり高齢者の方の思い出に耳を傾けておられます。

このように表面的には家財道具等の物を処分する業務でありながら，友心様は大切な思い出を酌み取り，また思いを親族につなぐというということをされているため，遺品整理業務などが発生した場合には，安心して友心様を紹介でき，また実際に利用された方の評価も高いのだと思います。紹介した私に対しても感謝の言葉をいただけるのは満足感が高い証だと思います。

友心様と弊事務所とは，業務内容は異なりますが，故人の想いを親族につなぎ，残された家族が末永く幸せに暮らしていかれるお手伝いをするという点で共通していると考えています。だからこそ，これからも安心して友心様を推薦できますし，同じ志をもつものとして，今後も協力しながら活動していきたいと考えています。