「想い出の整理」という観点を大切に、想いに寄り添う姿勢

現在、資産形成としての投資賃貸住宅事業（アパート：マンションの企画販売）から資産活用としての賃貸管理事業(賃貸経営代行)：賃貸仲介事業（賃貸ショップ ブレインズ）：資産コンサルティング事業(資産最適化:相続サポート:不動産再生)の4つの事業が連携してお客様の資産最適化、資産収益最大化を目的に事業を遂行しています。また、この仕事を通じて“全従業員の物心両面の幸せ”に繋がる様に日々、精進しております。

ではなぜ生前整理・遺品整理に興味を持ったのかというと、投資賃貸住宅の企画、不動産再生を行ううえで、弊社にて不動産を取得(買取)するのですが、過去は不動産を売却される方の売却理由の80%は債務整理でした。しかし、7年程前(H23年頃)からは被相続人からの相続事前対策や相続人からの相続資産整理によるご相談や買取依頼が大半を占めてきました。それらを踏まえて、資産コンサルティング事業の一環として”相続サポート”業務を開始した事がきっかけでした。

相続資産の約70％は不動産資産にも関わらず不動産業者へは相談せずに税理士、弁護士などの士業に相談されるのが一般的です。それは相続＝相続税、相続＝争続という思考回路だと思われます。であれば、不動産は弊社、税金は税理士、紛争は弁護士、遺産協議は司法書士、などその道のプロが連携してお客様のお悩み・不安を解決する事を目的に、弊社を軸に『相続サポーター』として各種各事業者との業務提携の幅を広げていきました。お客様のお悩みを解決する上で、生前整理・遺品整理の過程が発生する事案も多い為、相続関連のお悩みを総合的にサポートするには必要不可欠と捉えています。そんな中、取引先からの紹介で友心岩橋社長とお会いする事になりました。

初対面の時に、生前整理：遺品整理というコトを事業、ビジネス、サービスという観点ではなく、お客様の”想い出の整理”という観点で熱く語って頂いたことを記憶しています。
また、ご自身の境遇と重ね合わせて、この仕事は『私がやらなければいけない…』『私がやる運命なのかも…』という言葉が印象強く残っています。商品やサービス以前に岩橋社長の”覚悟”を感じたため、弊社の方から相続サポーターとしての業務提携を依頼させていただきました。

実際に業務を依頼した際に思い出した言葉が、岩橋社長と仰っていた「想い出の整理」という言葉です。乱雑、煩雑に置かれているモノも、大切に保管されているモノも、全てを雑に扱わず丁寧に扱っておられて、これは依頼者や故人の想いに寄り添っている姿勢の表れだと思います。

今後は今まで以上に生前整理・遺品整理の必要性が高まって来る社会環境だと思います。しかし、需要が増えても”お客様の想い出を丁寧に取り扱う”という今の姿勢を続けていただければと思います。